2023.03.15 [水] 2023 アカデミー賞受賞作品のWebサイト
今年は、桜の開花が早そうです。
以前は、入学式の時期に咲いている印象でしたが、今年は3月末までに満開になりそうですね。
さて、毎年チェックしているアカデミー賞受賞作品のWebサイトです。
以前に比べて、アカデミー賞受賞が話題にならない印象です。
アメリカでも視聴率が低下しているようで、そのせいか受賞作品にも変化が現れているようです。
第95回アカデミー賞の主要な受賞作品の紹介とWebサイトを紹介していきたいと思います。
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
- 作品賞
- 監督賞(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート )
- 主演女優賞(ミシェール・ヨー)
- 助演男優賞(キー・ホイ・クァン )
- 助演女優賞(ジェイミー・リー・カーティス)
- 脚本賞(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート)
- 編集賞(ポール・ロジャース)
- オフィシャルサイト
最近、よく耳にするようになったマルチバース(並行宇宙)とカンフーとの要素を掛け合わせ、生活に追われるごく普通の中年女性が、マルチバースを行き来し、カンフーマスターとなって世界を救うSFコメディです。
ストーリーを見ても分かる通りコメディ色が強く、今までのアカデミー賞では絶対選ばれなかったと言われています。Webサイトもところどころに変わったギミックが施されています。
それでも、7冠ですので観てみたい衝動に駆られます。
ザ・ホエール
- 主演男優賞(ブレンダン・フレイザー)
- メイクアップ&ヘアスタイリング賞(アドリアン・モロー、ジュディー・チン、アン・マリー・ブラッドリー)
- オフィシャルサイト
「ハムナプトラ」のブレンダン・フレイザーの復活として話題になっています。
劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇を原作に、死期の迫った肥満症の男が娘との絆を取り戻そうとする姿を描くヒューマンドラマです。
Webサイトは、1ページ内にコンテンツを並べてあります。
小説「白鯨」を題材としているのか海岸と主人公らしき人物がキャンバス地に描かれたイラストが印象的です。
タイトルも「ザ・ホエール」ですし。
ウーマン・トーキング 私たちの選択
- 脚色賞(サラ・ポーリー)
- オフィシャルサイト
とてもセンシティブな題材だからなのか、女性が並ぶメイン画像以外のコンテンツがありません。潔いWebサイトとなっています。
本場のオフィシャルサイトもコンテンツがほとんどありません。
アバター ウェイ・オブ・ウォーター
- 視覚効果賞(ジョー・レッテリ、リチャード・バネハム、エリック・セインドン、ダニエル・バレット)
- オフィシャルサイト
いつの間にか、20thFOXもWebサイトがフォーマット化されていました。
アバターの1は大ヒットだったんですが、2の話題をあまり聞きません。
西部戦線異状なし
- 国際長編映画賞
- 作曲賞(フォルカー・バーテルマン)
- 美術賞(プロダクション・デザイン: クリスチャン・M・ゴールドベック、セット・デコレーション: アーネスティン・ヒッパー )
- 撮影賞(ジェームス・フレンド)
- オフィシャルサイト
Netflix映画ですが、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(略してエブエブらしい)」の次に受賞が多い作品です。
1930年にアカデミー賞を受賞した映画を、原作の母国ドイツであらためて映画化した戦争ドラマで、評判も良いですね。
ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー
- 衣装デザイン賞(ルース・E・カーター)
- オフィシャルサイト
こちらは、マーベルフォーマット。ほとんどディズニーフォマットです。
ブラックパンサーで主人公を演じたチャドウィック・ボーズマンが亡くなって、シュリを主人公として新たなシリーズ。
ナワリヌイ
- 長編ドキュメンタリー映画賞(ダニエル・ロアー、オデッサ・レイ、ダイアン・ベッカー、メラニー・ミラー、シェーン・ボリス)
- オフィシャルサイト
一見するとドキュメンタリー映画ではなく、スパイ映画のようなデザインとなっています。
今注目されているロシアの闇が垣間見れるかもしれません。
エレファント・ウィスパラー 聖なる象との絆
- 短編ドキュメンタリー映画賞(カルティキ・ゴンサルヴェス、グニート・モーンガー)
- オフィシャルサイト
南インドで野生の象の保護に人生をささげる夫婦、ボムマンとベリー。
親を亡くした子象ラグとその親代わりとなった2人が築いた、唯一無二の家族のきずなを映し出す。
Netflixです。
トップガン マーヴェリック
- 音響賞(マーク・ウェインガーテン、ジェームズ・H・マザー、アル・ネルソン、クリス・バードン、マーク・テイラー)
- オフィシャルサイト
日本でも大ヒット「トップガン マーヴェリック」。Webサイト全面に迫力のドッグファイトシーンが映し出されています。
ギレルモ・デル・トロのピノッキオ
- 長編アニメ映画賞(ギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン、ゲイリー・アンガー、アレクサンダー・バークレー)
- オフィシャルサイト
「パシフィック・リム」の監督ギレルモ・デル・トロのストップモーションアニメです。原題でも「ギレルモ・デル・トロの」が冠なんですね。
Webサイトは、1ページにすべてのコンテンツが入っています。
ぼく モグラ キツネ 馬
- 短編アニメ映画賞(マシュー・フロイト)
- オフィシャルサイト
チャーリー・マッケジーのベストセラー絵本「少年とモグラ、キツネ、馬」短編アニメーションということで、絵本と同じ筆っぽいタッチのアニメーションは美しい。
RRR
- 歌曲賞(「Naatu Naatu」作詞: チャンドラボース、作曲: M・M・キーラヴァーニ)
- オフィシャルサイト
インド映画です。Webサイトでは、アクション映画らしく、背景にアクションシーン映像で流れています。
虎などの猛獣と飛んでいたり、水中を歩いていたり、面白そう。
An Irish Goodbye(原題)
- 短編映画賞(トム・バークレー、ロス・ホワイト)
- オフィシャルサイト
短編映画は、だいたいIMDbで観られます。
2019年からチェックしてきた「アカデミー賞受賞映画のWebサイト」ですが、段々と簡素化・フォーマット化されていっていますね。
邦画のWebサイトだと、まだ映画の内容に合わせた造りなっていたりしますので、もしかすると本国のWebサイトを調べたほうが面白いかもしれません。
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