2017.06.19 [月] 茂森 仙直さん [アクアリング](業界研究2017)
今回のWebデザイン学科、業界研究授業は、名古屋のデジタルエージェンシーアクアリングプロデューサーの茂森さんにお越しいただき、業界の話、デジタルマーケティングの話、そしてアクアリングについて、講義をしていただきました。

業界動向
働くということは、「キャリアを積むと同じく、どんな人生を歩むか」ということです。
社会人になると、1日の半分を自分の選んだ会社で過ごすことになります。
学生時代に合ってる会社ってどこだろうと考え、その会社・仕事でなりたい自分になれるのか?そういった視線で会社を見て研究をしてください。
と、これからWeb業界を目指す学生に、最初にアドバイスをしていただき、業界の規模や、今後の人材不足、人材不足を海外のる動力で補っていく割合が増えていく現状などを、グラフなどで紹介していただきました。

デジタルマーケティングが重要になってきている現在、海外のコンサルティング会社の動向や、日本の広告代理店の動き、その中でのアクアリングの役割など、実際の現場の話など交えて、解説していただきました。
授業の中でも、色々と紹介しているのですが、実際の現場のリアルな話として聞くと非常にグローバルに動いていることがわかりました。
アクアリングのこと
アクアリングの会社理念は、
- デジタルのコミュニケーションで世の中の課題を解決し、社会に貢献することを企業理念にしています。
- 社員に働きがいのある環境を提供し、社員の幸せを追求する
の2つです。
名古屋と東京に拠点(本社と鶴舞ラボ)があり、現在、東京に加えてベトナムにもスタッフがいるそうで、合わせて約90人で働いています。
仕事は、企業の課題をITとクリエイティブで解決していて、特定のサービスやゲームは開発していません。
ですので、課題解決型プロダクションと言えます。
最近では、WONDERWALLなど「デジタルを掛け合わせてスポーツの可能性を追求する」をコンセプトにボルダリングコンテンツなど、インタラクティブコンテンツ開発にも力を入れています。
日経トレンディの2017ヒット予想にも取り上げられたそうです。
また、社員間のコミュニケーションの活性化は、クリエイティブの世界にはとても大事ということで、社員旅行でのレクリエーションや、登山部、映画部、フットサル部、俳句部、お菓子部、UX部などの各部への補助金制度など、意見を言える環境づくりにも注力しています。

- アクアリングは顧客との心の距離を大切にしています。
- 言われたことだけをやりたくありません。
- 単なる作業を望んでいません。
など、依頼をうける場合にクライアントに伝えていることや、仕事のスタンスなど学生にとっては、びっくりするような話だったとは思いますが、名古屋でも指折りの制作会社の考え方が聴講でき、いい経験となったと思います。
最後に茂森さんが、言われた「一緒に仕事をするには、熱量が合わないと、絶対うまくいかない」という言葉に、就職活動でも通じると感じました。
ありがとうございました!
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