2014.02.20 [木] サーバーを構築してa-blog cmsをインストールした ④(最終)
表題のネタで、なが〜く引っ張ってきましたが、いよいよa-blog cmsのインストールです。acmsフォルダ内のindex.phpにブラウザでアクセスすれば、setup画面が出てくる。。。はず。。。ん!?真っ白です。
ここで、かなりハマりました。ionCubeを疑ってみたり、php.iniを書き直したり、httpd.confを編集し直したり、iptablesを初期化したり、まさかMySQLなのか?と。
ここまで、すんなり進めたように書いていますが、ポートを閉じてしまってサーバーに入れなくなったり、削除してはいけないファイルを消して設定が全部消えたり、MySQLコマンドから抜けれなくなったり、OSの初期化は何度やったかわかりません。
そんなこんなで週末の丸二日作業し続けた訳ですが、もう、いろいろ頑張ってダメでしたので、ベースキャンプ名古屋に聞きに行くことにしました。

ベースキャンプ名古屋は、トライデントコンピュータ専門学校の近くにあるコワーキングスペースで、a-blog cmsを作っているアップルップルさんが運営をされています。わからなくなったら気軽に聞きに行けるのがいいですね。
さて、どうやらionCubeは動いているようです。エンジニアの伊藤君に見てもらったら、MySQLがconnectしてなく、ライブラリが入っていないのが原因っぽいということで、
# yum install php-mysql # service httpd restart
php-mysqlをインストールして再起動をします。 再び、ブラウザで接続するとセットアップ画面が表示されました。

あとは、表示された順序でセットアップを進めればいいので、簡単です。
必要なファイル・フォルダのパーミッション(アクセス権)を変更し、データベース設定のため、MySQLでデータベースを作ります。
# mysql -u root -p Enter password: mysql> create database データベース名;
htaccess.txtを.htaccessに変えて、テーマの選択、setupフォルダの名前を変更して完了です。

おーっ!苦労が報われました。
今回、IIJ GIOのVPS(バーチャル・プライベート・サーバ)はLAMPプランを利用しているので、パッケージはある程度インストールされていましたが、OSのインストールから必要なVPSだったら、もっと大変だったかもしれません。
でも、サーバーを構築してWebサイトを制作する上でも、サーバー内で何が動いていて、どんな設定があるのかを知ることができてとても勉強になりました。
参考にした本。開いたり、閉じたり、付せんを貼ったり、ペンで印をつけたり、ページを折ったりと大活躍してくれました。これだけ試行錯誤できるのは、長期休暇中だからだったりします。学生にもいろいろと挑戦してもらいたいです。
今後は、制作したWebサイトにa-blog cmsを組み込んだり、サーバー側のセキュリティが甘いので、また調べて修正していきたいと思います。こちらでも紹介できればと思います。
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