2009.12.29 [火] WCAN 2009 Winterに参加してきました-その2
長谷川恭久さん
「OSの多様化」「リアルタイム」「アウトソーシング」「情報のポータブル化」「ECO IT」「トラッキングアラート」「情報発信の民主化」という7つのキーワードを提示し、今年を象徴するサイトや来年の動向が気になるサイトなど、合計70 ものサイトを紹介していただきました。紹介していただいたサイトについて、詳しくは、WCAN 2009 Winter で紹介したサイト一覧 : couldをご覧ください。
ちょうど2年前、WCANに初めて参加した時のゲストが、矢野りんさんと長谷川恭久さんでした。
その時の話は、インタラクションデザインをテーマにした話でした。
当時は初めて聞く話ばかりで、必死にメモを取りながら、
「へぇ~そんな時代になるんだぁ」とか思っていたのですが、今だと当たり前になっていますね。
という事で、今回も興味津々で聞いていました。
●OSの多様性
ニーズに合わせたハードとOSの開発
使いやすさのヒントはOSにある
OSの特徴を活かしたデザインの提案
●リアルタイム
人は「今」を楽しむようになった
今すぐの反応を期待している
ビジネスにおいてもリアルタイムは将来必須
●ECO IT
IT と Eco は切り離せない
情報の透明化=ブランド
企業/個人エゴで行わない
●トラッキング&アラート
顧客との新たな関係
必要なときだけ丁度良い情報提供
企業はサービスプロバイダーへ
●情報発信の民主化
情報発信のコストは限りなくゼロ
ブログもリアルタイム化
コンテンツのチューンナップ
●アウトソーシング
何でも自家製にする必要はない
コストの意味を再確認
柔軟性が今後の鍵
●情報のポータブル化
データはよりコンパクトに
データとデータが繋がり始めている
マークアップの価値の再確認
「パフォーマンスの向上」
時は金なり
簡単なところから
マークアップと表現のバランス
これは、2010年1月号の「WebDesigning」でも特集が組まれていましたよね。
CSSを1つにまとめたり、今までの制作方法とは違ってくるのでしょうか。
まずは、制作現場の動向を見守りたいところです。
「モバイル」
ファイルサイズ
1ページ=1テーマ
多サービスとの連携
これもWebの領域だとするともう、無視できないです。
2010年は12億人の人がモバイルでなんらかの行動を起こすそうです。
「コンテンツ開発」
ページだけでなく情報をデザイン
会話になるような情報の提供
段階的な参加を行う
ページのデザインではなく、情報をデザインする。
「効率化」
Webサイト独自の書き方
リンクの貼り方
タイトルの書き方
段落や改行の仕方
CMS独自の扱い方
たくさん働くことが成功にはならない
目的を達成することが重要
拡張性が低い
そして、もう「Webに対する考え方が変わってきている」のです。
その時代に必要となる人材とは、どんな人なのでしょうか?
年末年始に考えてみたいと思います。
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