2021.11.26 [金] 後藤 拓也さん[SmartHR](業界研究2021)
11月も半ばを過ぎ、名古屋駅もクリスマスの雰囲気が強くなってきました。
いよいよ年末へ向け、具体的な進路も考え始める時期になってきています。Web制作会社やWebサービス会社の中には、Webデザイナーに代わってUI/UXデザイナーと明記されている企業もあります。
言葉の意味などを調べてみても、実際にどういった仕事をしてるのか、どんな事をしているのか、イメージしづらかったりします。
というわけで、今回は株式会社SmartHRでプロダクトデザイナー/UXデザイナーとして活躍されている後藤 拓也さんに、UXデザインってなに?SmartHRでのUXデザイナーのお仕事にについて講義をしていただきました。

SmartHRについて
SmartHRは、全国4万社以上が登録するシェアNo.1のクラウド人事労務ソフト(SaaS〈Software as a Service〉)です。
入退社手続きや従業員情報の一元管理、年末調整などの人事・労務業務をペーパーレス化し、さらに電子申請対応でラクラクにすることで、煩雑で時間のかかる人事・労務業務から経営者、人事・労務担当者、従業員を解放し、企業の生産性向上を後押するサービスです。
「すべての人が働きやすい環境をつくる」ため、使いやすいユーザーインターフェースで提供しているところが特徴のようです。
最近では、Webサイトのメインにもなっている、木梨憲武さん&伊藤淳史さん出演のCMをテレビでもよく見かけます。
後藤さんの経歴
まずは、普段の生活ではなかなか耳慣れないUXデザイナーという職種に、後藤さんが携わる経緯などを学生時代から振り返って話をしていただきました。
地元は東海地方で、高校時代から趣味でWebサイトなどを制作していて、大学生から名古屋のWeb業界セミナーWCANに参加するようになり、次第にWebサイト制作の依頼や、企業でのアルバイトなどを経験してWeb業界の関わりが増えていったそうです。
その中で、トライデントで開催した、浅野先生を招いての情報デザイン勉強会に参加して、ユーザビリティやHCDプロセスを初めて知ったことが、UXデザインの領域に触れたきっかけでした。


なんと、そんな重要な出会いの場を提供できたのに驚きつつ、とても嬉しいです。
その後、新卒で就職した、東京の通信業界で仕事の傍ら、産業技術大学院大学の「人間中心デザイン」の受講など、UXデザインを本格的に学んでいき、学生時代からのWebデザイン、社会人になってからのUXデザインの経験を経て、SmartHRにジョインすることになりました。
振り返ると、「学生からやっていたことが、けっこういまに繋がっている」と仰っていました。