2010.05.23 [日] WEBサイト制作者のためのHCDの理解 in 名古屋 第2回
■第2回WEBサイト制作者のためのHCD(人間中心設計)の理解 in 名古屋
2010年 5月8日(土)9:00~18:00(受付開始8:30~)
内容:フィールドワークとフォトカードソート[フィールドワークとその分析]
集合場所:名古屋栄テレビ塔下
会場:フィールドワーク(午前)/名古屋市内
フォトカードソート(午後)/ウィンク愛知 (部屋番号:1004)
事前課題は、
1.皆さんは「名古屋市観光案内サイト」を制作中です。
2.サイトのペルソナは、何度か名古屋市を訪れた事のあるリピーター。
3.サイトのコンセプトは「リピーター観光客が、名古屋初心者の友人を案内する場合に自慢出来る観光案内」です。
4.既存の観光案内に載っていないような「名古屋名所」を斬新な視点で探してください。


浅野先生からフィールドワークと役割分担、スケジュールの説明が行われてから、グループに分かれて行動開始です。我がグループは、ブレストの結果「名古屋発祥の地」ということで名古屋から生まれた「日本初のコンタクトレンズ」「あんかけスパ」などを巡りながら、栄、大須、伏見をまわりました。
せっかく名所をまわるので、各所で入念な聞き込みをしていきました。これが罠だとも気付かず。。。
それでも、「ぶらり途中下車の旅」のように、色々な方と触れ合い、こんな機会が無ければ、まず聞けない話や「カエルまんじゅう」を頂くなど、改めて名古屋の良さを垣間見る事ができて、良かったです。


午後からは、午前中のフィールドワークで撮影した写真を使い、カードソートを使ったラベリングのワークショップです。
1.撮影してきた写真から30枚(珍しいもの、似てないもの)を選ぶ
2.選んだ写真を4~6グループにラベリング(オープンカードソート)していく。
3.次に他のグループから1名を呼んで、ラベリング名を頼りに写真を分けてもらう(クローズドソート)※2~3名にお願いする。
4.自分たちの付けたラベリングとの差を検証する。


ここで、フィールドワークで想い入れが強いほど、他のグループの人(ユーザー)との差が出てしまいます。
他のグループに比べれば差は出なかったですが、それでも半分ぐらいしか合っていませんでした。
全グループのプレゼン終了後、浅野先生の講義を聞き、情報の組織化をするための「LATCH」についての解説がありました。
L Location(位置):地図など
A Alphabet(アルファベット):索引など
T Time(時間):時系列など
C Category(分類):グローバルナビゲーションなど
H Hierarchy(階層):ローカルナビゲーションなど
その後は、2次会→味仙で締めくくりました。
1日中に及ぶ、ワークショップでしたが楽しかったです。参加された皆さん、浅野先生ありがとうございました。
次回「第3回 WEBサイト制作者のためのHCD(人間中心設計)の理解 in 名古屋」は、6月12日(土)にトライデントコンピュータ専門学校で行います。内容は「ユーザー評価」。
詳細、申し込みは、主催のモンキーワークスさんのサイトへ。
http://www.monkey-works.com/05news/2010/webhcd-in.html