2010.06.29 [火] WEBサイト制作者のためのHCDの理解 in 名古屋 第3回
今回のテーマは以前から、とて期待していた「ユーザーテスト(プロトコル分析)」です。
講師の浅野先生のブログ「情報デザイン研究室:WEBサイト制作者のためのHCDの理解 in 名古屋(第3回)」
■第3回/2010年 6月12日(土)
内容: HCDプロセスの最終段階である「ユーザー評価」[既存サイトの評価]
会場:トライデントコンピュータ専門学校


もう、おなじみのHCDプロセス図の説明。
事前にメンバーに課題としてサイトの調査が課せられており、グループ内でタスクを決定していきます。
この時のタスク設定が重要になってきます。参加者は、初めてという方が多くタスク決定に四苦八苦していました。「これで、プロセス解析に適したタスクなのか?」などの疑問を抱きつつ進めます。
このタスク設定は、何回も経験を積んでいくと、自然とわかるようになるそうです。


まずは、グループ内のメンバーがエキスパートとして、タスクを進めていきます。続けて、違うグループからメンバーを連れてきて、ノービス(初見者)として同じタスクを処理します。もう一度、違うノービスユーザーで行う全3回のタスクを撮影し、発話を記録します。そして録画したムービーを観ながら平均と、エキスパートとの違いを比較検証、分析をします。


最終的にNE比をグラフ化し、プレゼンテーションします。
今回は、課題サイトの中にトライデントコンピュータ専門学校のWebサイトがあり、しっかりと分析していただきました。ありがとうございました。
→講座やワークショップの解説をアップルップルの山田さんがわかりやすくまとめてくださっています。
ra66it blog
次回は、今回の結果を踏まえたペルソナ・シナリオ法です。
詳しくは、モンキーワークスさんのサイトへ。