2021.02.18 [木] 田口 和磨さん[ReDesigner for Student](業界研究2020)
今は、後期授業も終了し進級作品展も閉幕となり、春休みです。
しかしWebデザイン学科は、2年制ですので、1年生はすぐに就職活動に入ります。
Webデザイナーでも、Webエンジニアで、就職するためには、自分の実力やこれまで勉強してきた成果を企業に伝えるためのポートフォリオを制作する必要があります。
トライデントコンピュータ専門学校 Webデザイン学科の学生でも、毎年ポートフォリオを制作し公開していますが、ただ単に作品を載せるだけのポートフォリオでは、本当の自分の実力を伝えられません。
今回は、株式会社グッドパッチが運営するReDesigner for Studentでたくさんの学生へ就職活動のサポートやポートフォリオへのアドバイスに従事されている田口さんにお願いして、「ポートフォリオとは」「よいポートフォリオを制作するには」などこれからポートフォリオ制作を進めていく学生に特別講義をしていただきました。

今回も緊急事態宣言発令下ということもあり、オンラインでの講義となりました。
ポートフォリオとは
ポートフォリオは、「そのクリエイターの説明書」となるものです。ポートフォリオを制作することで、他人だけでなく、自分が自分を客観視することもできます。
ということは、デザイナーやエンジニアだけでなく、すべての職務にポートフォリオはあってもいいのではないかという話でした。
確かに、転職時には職務経歴書を求められる場合もありますが、新卒の他の職種では、履歴書やエントリーシートが主流です。逆にポートフォリオを作ってある総合職志望者は、アピールする材料が増えて、効果的かもしれません。
さらに、就職活動=内定のためだけの意識ではなく「仕事を掴むため(仕事を依頼されるぐらい)」という意識でポートフォリオを制作することが重要だと話されました。
なるほどです。