2009.08.26 [水] SEO/LPO基礎講座
今回は、「SEO/LPO基礎講座」ということで、前半はSEO、後半はLPOのそれぞれの基礎知識と、各学校サイトを実例に活用方法などを学びました。
各サイトの具体的な取り組みや、改善点は“企業秘密”という事で、SEOとLPOの基礎の説明から気になった部分を書いておきます。
SEO基礎は、検索エンジンのしくみやクローラー、インデックス、スコアリング対策の説明でした。
パンくずリスト・サイトマップの設置、CSSの外部ファイル化、mata要素の必要性、h1要素は各ページ毎に定義を見直す、alt属性の使用など、マークアップをする時によく取り上げられるテクニックの解説でした。
◇SEO 新しく覚えた事
検索エンジン用のサイトマップ:検索エンジンのクローラーの為に作成された、XML形式のサイトマップ。Google、Yahoo!、Bingの3つの検索エンジンが共通のフォーマットをサポート。
Google サイトマップ―ウェブマスター/サイト所有者ヘルプ
http://www.google.com/support/webmasters/bin/topic.py?topic=8476
Yahoo!:サイトマップ―インフォセンター―Yahoo!検索
http://info.search.yahoo.co.jp/sitemaps/
Webmaster Center ―Bing
http://www.bing.com/webmaster
URLの移転:URL、またはサイトを移転する場合、またはURLを変更する場合は、「301リダイレクト」を使用する。
「301リダイレクト」で検索すると設置方法が調べられます。「.htaccess」を使う方法が一般的なようですが、「.htaccess」は以前も何回か、失敗していて少し苦手です。「meta refresh」でも代用できるようです。
SEOスパムについても、少し説明がありましたが、画像置換やtext-indentに関しては、色々な意見がありますよね。
続いて、LPO基礎です。
まずはLPOの語句の説明。「Landing Page Optimization」の略で「入口ページの最適化」。Landingは「着陸」という意味。全ての入口ページが、使い勝手の良いものになっていなくてはならないという事。
◇LPO3つのポイント
1.情報を探しやすくする。=探す
2.情報を理解しやすくする。=理解する
3.関連する情報があることに気づきやすくする。=気がつく
「探す」デファクト・スタンダード/カテゴリー、ターゲット、優先順位/ナビゲーション、メニュー、リンク
「理解する」ページ/語句/文章、画像
「気が付く」目に入る/関連性/リンク先の内容の推測
今回は、基礎講座ということですので、さらに「ユーザビリティ」や「アクセシビリティ」を考慮すると、効果が上がるようです。
特に、LPOという言葉は聞いた事がある程度でしたが、説明を聞いていると「情報デザイン」や「HCD」にも通じるところがあり、今後詳しく勉強したいと思います。