2010.06.01 [火] F-site
ここ、最近はほとんど参加していますが、今回は期待されていた「Flash for iPhone」の道が厳しくなったとの発表後でしたので、Flashの今後という点でも興味深く参加させていただきました。
demo1 「iPhoneアプリ入門 覚えておきたい10のこと」
SIHO氏(viva mambo)
丁寧にひとつずつ、プロセスと注意点を解説されていました。率直な感想は、本気にならないと途中で投げ出しそうというぐらい、面倒くさそう。詳しくはF-siteのサイトに紹介されています。Adobe Flash Professional CS5の新機能「Packager for iPhone®」では、iPhoneアプリ用のパッケージをコンパイルできるようになりました。その後、Appleの規約変更により、Flashを用いた iPhoneアプリは認可外となりましたが、demoでは、iPhoneアプリを作るためのデベロッパー登録などの前準備からApp Storeへ掲載されるまでの主な手続きなどをご紹介します。
demo2 「デザイナーのためのFlash(+Progression 4)入門」
道家陽介氏(Kayac)
道家さんに限らず、カヤックさんの制作の話は、いつも打ち合わせ段階でモックアップを作って持っていきます。そうする事で、制作の主導権と提案を進めやすくする意図があるそうです。打ち合わせ段階ですので、制作チームの打ち合わせとスピードが大切ということで、Progressionの活用方法を具体的な案件で説明されました。Flashコンテンツの制作では、デザイナーがイメージした形をスクリプターが実装するという連携をたびたび目にします。限られたスケジュールの中でより良い制作物を産みだすためにデザイナーとスクリプターで共有しておくとGood!なアレコレを「企画~デザイン~Flash制作」の流れの中でお話します。普段、PhotoshopやIllustratorでデザインしている人もぜひ!
PhotoshopからFlashへあっという間に変換ができる、道家さんのプラグインが欲しいですね。
demo3 「WonderflではじめるFlash 3D入門」
池田泰延氏(ClockMaker)
Papervision3Dを使った作品で有名なClockmakerこと池田さんです。Flash3Dのライブラリの話と実際に、Wonderflを利用して、ライブコーディングを実演されました。最近では、Flashでの3Dでの表現が当たり前になってきました。入り口としてWonderfl、Papervision3Dは入りやすいですね。フリーランスのフラッシュデベロッパー・テクニカルライターであり、ブログ「Clockmaker Blog」、wonderflギャラリーサイト「Beautifl」の運営、またwonderflの常連でもある池田さんに、Webサービスのwonderflを使った3Dコンテンツ制作について語っていただきました
まだまだ、Flashの活躍の場はありそうです。