2013.12.21 [土] カレーラーメンコンテストとココイチ
名古屋のラーメンといえば、大衆的なお店だと台湾ラーメンの味仙や、ソウルフード寿がきやが有名だと思います。その他麺屋はなびやらーめん三吉などなどラーメンの人気店も数多くあり激戦区ではあります。
他の激戦区と違うのは、独特な食文化と相まって麺文化も独自の進化をしている地域だということです。きしめん、味噌煮込みうどん、あんかけスパ、カレーうどんなど「名古屋メン」という本が出版されるほど、麺類の激戦地でもあるのです。
そこに今回、新たな麺の文化を創出しようということで「第1回あいちカレーラーメンコンテスト」が地元愛知県に本社がある「オリエンタルカレー」の株式会社オリエンタルの協力で12月13日まで行われていました。参加した10店舗のうち6店舗を食べてきましたので、ご紹介します。
嵐が如く
http://tabelog.com/aichi/A2305/A230503/23037750/
最初の店舗は、「嵐の如く」の味噌カレーラーメン。写真でもわかるとおり、しゃきしゃきのもやしとキャベツがカレーとよく合っていて美味です。スープは味噌の味はあまり感じなかったのですが、ピリ辛カレースープで太め平麺との相性も良かったです。
味噌カレーラーメン 780円
麺の坊 晴れやか
http://tabelog.com/aichi/A2305/A230503/23029367/

「麺の坊 晴れやか」のカレーラーメンは、とても独特です。目の前の丼はじゃがいもと生クリームをホイップしたホワイトクリームで一面が白く覆われています。その中をかき分け太麺と大きめにカットされた野菜を口にします。ホワイトクリームは、カレースープと混ざりあい、まろやかな口当たりとじゃがいも&カレーの風味を際立たせて美味しいのです。決して甘くはありません。
カレーラーメン 980円
ラーメン専門店 さかなや
http://tabelog.com/aichi/A2306/A230601/23008510/
いや~、豊橋まで行きましたよ。開店まで2時間待ちました。なんでラーメン屋さんって18:30からなのでしょうか。
「さかなや」の鰹カレーラーメンは、鰹だしとカレーの相性が絶品です。2時間待ったのなんて吹っ飛びました。具も他のカレーラーメンに比べて、カレー色をだしていなく普通のラーメンの具にクルトンが入っているぐらいの違いなのかと思います。でもスープが効いているので、絶品。もちろんカレー味です。ちなみにカレーラーメンコンテストなので、各店舗では、食後評価点をアンケート用紙に書きます。さかなやのスープは満点つけさせていただきました。
鰹カレーラーメン 800円
麺の匠 和み
http://tabelog.com/aichi/A2306/A230603/23009189/
「麺の匠 和み」のらあめんはその名とおりもちもちの太麺が特徴。野菜らあめんカレーは、野菜とは書いてあるが、とにかくその厚切りのチャーシューの柔らかさにもう感動!人生であんなに口の中で溶けるチャーシューを食べたのは初めてかも。和風だしとカレーの相性もよく、とても美味しくいただきました。
野菜らあめんカレー 700円
つけ麺・ラーメン フジ家55
http://tabelog.com/aichi/A2301/A230113/23041578/
つけ麺は食べに行ったことのある「フジ家55」のカレーラーメンは、写真でもわかる通りスープカレーを彷彿とする野菜の大きさ量が違います。じゃがいもはもちろん、チンゲン菜、レンコンさらには、プチトマトも入っています。コシのある太麺は野菜の味とカレースープが絡んで、とてもおいしいです。他の店舗もなのですが、カレーラーメンはこの期間限定のメニューなので、もう食べられないのが残念です。ぜひレギュラー化してほしい逸品です。
カレーラーメン 800円
麺やOK
http://tabelog.com/aichi/A2305/A230503/23004104/
最終日のギリギリに食べた「麺屋OK」の“僕はカレー、私はカレーラーメン(※メニュー名です)”は、煮玉子とひき肉とカレースープの相性がバッチリ。さらにスパイスの効いたカレーに白くみえる横のポテトサラダが、いいアクセントを与えてくれます。さらにスープに混ぜてもカレー&ポテトの王道の組み合わせですね。
僕はカレー、私はカレーラーメン 850円
今回は、6店舗6種類のカレーラーメンを食べたのですが、どこのお店も創意工夫されていて独創的なカレーラーメンを楽しめました。
どうやら決勝ラウンドが開催されていたようです。CBCの「花咲かタイムズ」で放送されてたみたいで、検索した結果をつなぎ合わせると、優勝は「麺やOK」の“僕はカレー、私はカレーラーメン”でした!本当に美味しかったので、ぜひレギュラーメニューに入れて欲しいです。おめでとうございます。
ところで、東海地区のカレーと言えば、愛知県一宮市に本社を置く日本最大級のカレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」を忘れてはいけません。実はココイチ(※略称)、ラーメン屋さんもやっています!それもカレーラーメン店。東海地区を中心に「尾張中華そば」としても東京や福岡にも店舗をもっています。
というわけで、麺屋ここいちにも行ってきました。
麺屋ここいち
http://www.menyacocoichi.jp/
国道沿いにでかでかと看板を出す「北区新沼町店」にランチを食べに行ってきました。


さすがココイチチェーンということで、量・辛さ・トッピングなどもできます。今回は一番オーソドックスな「うまこく カレーラーメン」量・辛さともに普通で餃子セットを頂きました。穴あき蓮華や紙エプロンの他に、扇子が用意してあるなんて、さすがです。

「うまこく カレーラーメン」の味なんですが、美味しいです。美味しいですが、いままで食べてきた独創的なカレーラーメンを経験してきた自分にとって、もう大衆化したココイチのカレーラーメンでは満足できなくなってしまったようです。。。次の機会には、他のメニュー「カレーつけ麺」や、イチオシの「カレー肉そば」食べたいと思います。
長々とカレーラーメンについて書きましたが、まだ定番化していない新しい領域だけに、その奥深さと可能性を感じました。ぜひ、コンテスト続けてほしいです。
ということで、専門学校の学科ブログに堂々とラーメン記事を書いてみました。ごちそうさん。