2019.08.19 [月] 第14回若年者ものづくり競技大会
前期終盤の7月31日〜8月1日まで福岡県のマリンメッセ福岡で開催されました、第14回若年者ものづくり競技大会ウェブデザイン職種に、Webデザイン学科1年生の髙橋さんが参加しました。

若年者ものづくり競技大会とは、下記の目的のもと、年1回開催されます。
参加資格は20歳以下の若年者となっており、成績優秀者は技能五輪全国大会へ推薦されます。
若年者のものづくり技能に対する意識を高め、若年者を一人前の技能労働者に育成していくためには、技能習得の目標を付与するとともに、技能を競う場が必要である。
このため、企業等に就業しておらず、職業能力開発施設、工業高等学校等において、原則として技能を習得中の20歳以下の若年者を対象に「若年者ものづくり競技大会」(以下「大会」という。)を開催し、これら若年者に目標を付与し、技能を向上させることにより若年者の就業促進を図り、併せて若年技能者の裾野の拡大を図ることを目的とする。
会場のマリンメッセ福岡は、福岡港に近いということもあり、会場付近では、旅客船や貨物船などが停泊していました。


ウェブデザイン職種
競技概要の職種定義から引用すると、
ウェブデザインとは、ウェブサイトの構築および保守を行う比較的新しい職種である。
ウェブデザイナーは情報を効率的に伝えるため、ハイパーリンク、写真を含むグラフィック要素、文字、そして動画などを含むページを作成する。
APIを利用したインタラクティブな機能を利用することも情報を効率的に伝える手段の一つである。
APIを利用することで最新の情報を利用できることに加え、アプリと同じ情報を利用することも可能となり情報の一元化ができるという利点がある。
近年、スマートフォンを代表とする小型のスマートデバイスからのアクセスの増加が顕著であり、スマートデバイス対策が必須となっている。
また、原則として PC、スマートデバイスともに対応したサイト構築は必須であるが、PCを主、スマートデバイスを 従としたデザイン・開発から スマートデバイスを主、PCを従としたものへの変移が起こっている。
その作業の中で、デザイナや制作者は著作権法および倫理的問題にも注意を払わなければならない。
若年者ものづくり競技大会においては、ウェブサイト構築におけるフロントエンド部分のデザインおよび実装を競技課題としている。
ということで、PhotoshopやIllustratorでビジュアルをデザインするよりは、HTML, CSS, JavaScriptでガシガシコーディングしていく競技になります。
競技1日目
以前までは、座席の抽選と競技設備の点検で終了だった初日にスピードテストという課題が加わりました。
スピードテストとは、5問の課題を30分で解くもので、今回は画像処理、SVGピクトグラム作成、form送信からの認証、CSS Grid、CSSでのFizzBuzzなどがありました。
事前に、例題などは提供されていたのですが、なかなか難易度が高い課題です。
- 13:45 集合及び座席等抽選
- 14:00 開会の挨拶、競技委員紹介
- 14:10 競技設備点検
- 15:30 休憩
- 15:50 競技 スピードテスト
- 16:20 終了
