2011.03.24 [木] 映画「英国王のスピーチ」
トライデントコンピュータ専門学校でも、義援金の募金が始まっております。
被災地、関東地方が、1日でも早く平穏な日々が戻ってきますよう、お祈りいたします。
先月末から公開してる映画「英国王のスピーチ」を観てきました。
シネコンで観たのですが、2010年のアカデミー賞の作品賞・主演男優賞・脚本賞・監督賞と主要4部門を受賞という事で注目されているはずなのですが、派手なアクションがあるわけでもなく、3D上映するような題材でもないので、観客は少なめでした。

ジョージ6 世は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱えていたため、いつも自分に自信が持てないでいた。厳格な父はそんな息子を許さず、様々な式典のスピーチを容赦なく命じる。ジョージは妻のエリザベスに付き添われて、スピーチ矯正の専門家・ライオネルのもとへ夫を連れていく。ヒトラーの率いるナチスドイツとの開戦直前、不安に揺れる国民は王の言葉を待ち望んでいた。王は国民の心をひとつにするため、世紀のスピーチに挑む……。よく練られた脚本と、安定感のある演技は、素晴らしいです。終盤が少し物足りない感じですが、全編飽きずに見ることができました。ちなみに、名古屋での上映館がシネコンに加え、ミニシアター系の名演小劇場なのも、この映画の観客層が一般娯楽映画とは違うというのがわかります。
映画をじっくり観たいと言う人には、おすすめです。