2015.07.16 [木] 業界研究「フロントエンドエンジニア」木村哲朗さん、礒田優さん(まぼろし)
7月7日、七夕の日に東京の株式会社まぼろしから、木村さんと礒田さんにお越しいただき「フロントエンドエンジニア」についての業界研究授業を行いました。
最初に木村さんから、「フロントエンドエンジニア」のしごと内容について解説されました。フロントとは「ブラウザで表示されるもの」「ブラウザ上で動作するもの」ということで、その“モノ”の動的機能の設計や実装が主な仕事となります。
具体的な動的機能とは、画面上の動きであったり、サーバーとの通信であったりし、JavaScriptで動的な表現をすることになります。

また、jQueryはデザイナーでも使えて当たり前になってきているし、jQueryからJavaScriptで何ができるのかを学びJavaScriptの知識・技術を深めていくこともできるということでした。
そして、フロントエンジニアとしての鍵として「設計」の重要性をワークショップを通じて、教えていただきました。ついつい機能や派手なアクションに意識が行ってしまいがちですが、求められている機能をどう実現するか設計できないことには始まらないというこです。まずは「自分の言葉にしてみる」コレが重要です。

木村さんのわかりやすい講義に続いて、卒業生の礒田さんが入社以来関わってきた仕事の紹介と、「学生にやっておいて欲しいこと」ということで「BEM」「ターミナルの使用」「Git」について解説をしていただきました。

有名企業のサイトから、技術的に難しそうな実装まで数多くの仕事をしています。「学生時代にやっておいて欲しいこと」については、1年生には初めて聞く技術的な話でしたが、学生時代、このブログにも頻繁に登場しているとおり(※名前をサイト内検索すればたくさん出てきます)、常に色々な事に挑戦し、高みを目指してきた彼だからこそ、実感のこもった話だと感じました。
今回は、1年生の授業ではJavaScriptの基礎部分に入った段階で、日本でも有数のWeb制作会社の「フロントエンドエンジニア」の方々から、直接、お話を聞けて今後の目標・指針になったのではないでしょうか。
この度は、名古屋までお越しいただきありがとうございました。