2009.10.05 [月] 大富豪のスコアシート
前期最終課題として、トランプゲームの王様「大富豪」のスコアシート化に挑戦しました。
野球のスコアブックの完成度には、以前から感心していました。
ゲーム中に記録を付けるわけですので、素早く記入することができ、
終了後、ゲームを見ていない人に経過や状況がイメージできるなど、スコアブックの読み方がわかる人であれば、詳細な部分まで理解ができます。
ただ、欠点は、記号の種類が多く、さらに数字の使い方が混同しやすくなり、野球のルールを知っていてもスコアを読み解くことが難しいということです。
しかし、野球はそれでもリズムがまだゆったりしていますので、その複雑な記号をかき分けることができます。
大富豪の場合は、上がり直前カードを出すスピードが極端に速くなるため、それについていけるだけのシンプルさと他の記号との差別化が必要になってきます。
「大富豪」遊んでいるような授業風景ですが、実は、数回プロトタイプを制作し検証をして、さらに改良を加えて最終のスコアシートにしています。(iPhone3GSで撮影)
反省点としては、ローカルルールの統一をするべきだったと思います。
思っていた以上に種類や数、内容も複雑化しており、少し軽視しすぎました。
グループの中にはダイヤなどのマークまで記入できるようにしたグループもありましたが、ゲームのスピードにはついていけなかったようです。手書きの限界かもしれません。
各班のスコアシートは、下に紹介しておきます。