2011.05.13 [金] 世界一のプラネタリウム

やはり世界一の大きさということで、外観からもその名を恥じない風格を感じます。


一般で入場しようとすると、午前中には完売していしまうということです。下からみるとこんな感じ(写真右)。

座席は全席指定席です。直径35mのドーム内の宇宙はやはり広大で、首を捻るだけでは、全体が見渡せません。そこでリクライニングシートが左右30°に回転が可能となっており、かなり横がゆったりしています。見ての通り座り心地もよくプラネタリウム上映中に寝てしまった学生もいたとか。勿体無い。眼鏡・コンタクトレンズを共用している人は、コンタクトをお勧めします。確実に眼鏡の範囲を超えて星空が広がりますので。

広大なドームを星いっぱいにするのが、光学式プラネタリウムの「ユニバーサリウムマーク9」ドイツ製の最新型プラネタリウム装置だそうです。さらに、プロジェクター「スカイマックスDSII型」でCG映像を含めた映像を全天に投影します。詳しくは科学館のWebサイトに紹介されています。
その他、至るところからプロジェクターやレーザー光線で投影して、幻想的な世界を演出しています。上映中も3DCGで立体的に宇宙や植物を表現していたのですが、スクリーン(全天)が大きいので映画館の大画面よりもさらに迫ってくる感覚に迫力があります。
8月末までの上映プログラムは、季節の星座(しし座・おおへび座)のギリシャ神話の紹介や北極星の見つけ方など、オーソドックスな内容です。また「Powers of Ten」のように地球から宇宙の果て、宇宙の果てから地球へと映像があるのですが、CGで立体的に見ることができるので、宇宙に溶け込む感じがします。広大な宇宙との一体感に「あぁ、僕の悩みは、なんて小さいんだろう」と自分を見つめ直せます(※ホントw)。
とはいえ、世界一のドーム、最新型のプラネタリウム投影機を使用している割には物足りない感じがします。どうやら9月以降の新しいプログラムに本気を出すようですので、期待してます。